ヨルダンのぺトラ遺跡に行った時のこと。

ぺトラ遺跡は遺跡の入り口から見どころの一つである岩の間を歩く回廊まで歩いて20~30分の距離があります。 
行きは緩やかな下りなので楽々進みますが、帰りは広い遺跡の中を散々歩き回ってヘトヘトになるのできついです。

で、この回廊の出入り口のところには馬がたくさん並んでいて、ベドウィンが声をかけてきます。
「馬に乗らないか?料金はかからない。嘘じゃない、チケットに書いてある。」
この手の話は相手をしないのがいいのですが、くたびれているところでこんなことを言われると確かめたくなります。
チケットを確認すると入口から回廊までの料金が含まれている旨、確かに書いてある。

これ、ホイホイと乗ってはいけなかったですね。少なくとも料金を払わないつもりなら乗るべきではなかったです。
後になって考えれば当たり前ですが、道中半ばまでは「無料」と言いつつ、だんだんチップの話になっていきます。 
写真撮ったり、馬を走らせたりそれなりに面白かったのでしょうがないかと少し渡しました。
それならそれで最初から言ってくれればもやっとしないのにと思ったので、日本人相手なら最初にチップいくらだって言っといたほうがいいと言ってみましたが、お互い怪しい英語なのでどれだけ理解されたか。

はじめからそのつもりでいればきれいな馬で楽しいですよ。
疲れたときは気を付けないといけないですね。