子供のころから慢性鼻炎で年中鼻づまりでした。
子供のころは毎週の通院が嫌でサボり、大人になっても長らく放置していました。
そもそも子供のころは鼻が詰まっているのが当たり前だと思っており、大人になってからも静かにしていれば何とか鼻呼吸で耐えられるくらいでしたが、そんなもんだと思っていました。
ジョギングなどで鼻から2回吸って、口から2回吐いてなどと指導されても絶対無理で、何を言っているのだとすら思っていました。
また、よく鼻をかんでいました。垂れてくるわけではないのでかまなければかまないでもいいのですが、かめば何回でもかめました。鼻をかんだからと言って鼻がよく通るわけでもありませんでした。
元々鼻炎が当たり前の人は生活の質が悪い状態であることに気づかない場合があります。
鼻が詰まっていても口で呼吸することで生活できてしまうため、本人としては問題ないのです。口で呼吸するために風邪をひきやすかったり、イライラしやすかったりしても、それが普通だと思っていました。
正常な状態を知らないと治療する気にならないため、だらだらと質が悪い生活を送り続けることになります。
ただ、年に1~2回くらいスーッと鼻が通ることがあり、その時はとても気持ちよく気分が落ち着いて、頭も涼しかった記憶があります。
ブリーズライトが出回り始め使ったところ呼吸が楽になり睡眠時に使用するようになりました。
それでも鼻が通る感覚には程遠かったです。
同時期に「鼻スースー」もよく使っていました。
鼻が通る状態にはなりませんでしたが、清涼感があるので不快感の緩和にはなりました。
スプレー式の鼻洗浄剤も試したことがありましたが、効果が実感できず、費用も高めだったのですぐやめました。
あるとき花粉症になり、病院で処方された点鼻薬を点したところ鼻が通ったことから、その後薬局で市販の鼻炎用点鼻薬を買うようになりました。
点鼻薬を使用すると鼻の奥の粘膜の腫れが引ける様子が自分でも感じられました。
鼻がスースー通って、年に1~2回たまたま発生するあの爽快感が簡単に得られました。初期は1度点鼻すると9時間程度は鼻が通っていました。朝1回、寝る前に1回の使用で生活が快適になり、普通の人はこんなに爽快な生活をしていたのかと感心しました。
鼻づまりがない状態の快適さを覚えてからしばらくすると、点鼻薬を使用しないでこの状態を維持したいと考えるようになりました。
調べたところレーザー治療を行っている耳鼻科が近所にあり、さっそく申し込みました。
鼻の奥の腫れている粘膜をレーザーで焼き固めてしまうという手術です。
においがわからなくなるようなことはないそうで、数年後に状態が元に戻ったら必要に応じてまた施術が必要なものだそうです。
事前の検査通院の後、手術を受けました。
局部麻酔で30分程度、鼻の穴から器具を入れ、鼻の奥の腫れている粘膜部分をレーザーで焼いてもらいました。
麻酔の効きが悪かったのか、術中はずっと強い痛みがありましたが我慢していました。
鼻の粘膜を焼かれた香りがしました。自分が焼かれるにおいを初めて嗅ぎました。
手術後は鼻の奥がかさぶたのようになっていました。ゴワゴワ、ムズムズした違和感がありました。
どうもしばらくは鼻をかんだりしてはいけなかったようなのですが、点鼻薬で鼻の快適さに慣れていたため鼻の奥のかさぶたが非常に不快で鼻をかんだりしているうちにかさぶたが取れてしまったようでした。
その後しばらくは鼻血がよく出る状態で1ヶ月ほどで落ち着きましたが。落ち着いた時には鼻は元通り、放っておけば詰まる状態でした。
おそらくこれは事後の対処がよくなかったのかと思っています。
その後しばらくはまた点鼻薬を使用して過ごしていたのですが、常用しているうちに効き目の持続時間が短くなっていきました。はじめは9時間程度だったものが6時間くらいになってきてさらにだんだんみじかくなり3時間を切り、2時間持たなくなりました。点鼻薬を常用し始めて2年くらいたった頃でした。
鼻呼吸に慣れてしまっていたので鼻が詰まった時の息苦しさや不快感は、点鼻薬を使い始める前よりも強く感じるようになっていました。寝ているときなどは息ができない状態で苦しくて目が覚めました。「ブハァ」と目が覚め、心臓がドキドキしていました。生活の質が著しく低下していました。
さすがにマズイと思いました。
そこでインターネットで調べて鼻炎などの治療で有名な病院へ行きました。
腫れている部分を切除するような手術があるらしく、できればそれを行ってもらいたいと思っていました。
しかし、先生からはまず点鼻薬をやめること。毎日鼻うがいをすること。鼻うがいのあとに処方の薬を鼻に点すこと。を指示されました。
1ヶ月やってだめならその時に手術も視野に考えようとのことでした。
半信半疑のままおすすめされた鼻うがいの道具を購入し帰宅しました。
そのときおすすめされたものは「ハナクリーンS」というものです。
鼻うがいは鼻が痛くなると思い嫌だったのですが、説明書通りに行うと全く痛みもなく鼻がすっきりしました。
処方された点鼻薬はステロイド系のなんだかで、粘膜の炎症を抑えるためのものとのことでした。
鼻うがいはすっきりする感覚がよく、朝晩苦もなく行いました。
数日で鼻での呼吸が問題なくなり1ヶ月後には手術は必要ないとの結論になりました。
治ったのは3年ほど前になりますが、その後は気が向いたときに鼻うがいしている程度です。
いろいろな要因が重なってのことだとは思うのですが、こうもあっさり鼻炎が治るものとは思いませんでした。
いい先生に指導頂けたと思いましたし、もっと早くに鼻うがいを行っていればよかったとも思いました。
子供のころは毎週の通院が嫌でサボり、大人になっても長らく放置していました。
そもそも子供のころは鼻が詰まっているのが当たり前だと思っており、大人になってからも静かにしていれば何とか鼻呼吸で耐えられるくらいでしたが、そんなもんだと思っていました。
ジョギングなどで鼻から2回吸って、口から2回吐いてなどと指導されても絶対無理で、何を言っているのだとすら思っていました。
また、よく鼻をかんでいました。垂れてくるわけではないのでかまなければかまないでもいいのですが、かめば何回でもかめました。鼻をかんだからと言って鼻がよく通るわけでもありませんでした。
元々鼻炎が当たり前の人は生活の質が悪い状態であることに気づかない場合があります。
鼻が詰まっていても口で呼吸することで生活できてしまうため、本人としては問題ないのです。口で呼吸するために風邪をひきやすかったり、イライラしやすかったりしても、それが普通だと思っていました。
正常な状態を知らないと治療する気にならないため、だらだらと質が悪い生活を送り続けることになります。
ただ、年に1~2回くらいスーッと鼻が通ることがあり、その時はとても気持ちよく気分が落ち着いて、頭も涼しかった記憶があります。
ブリーズライトが出回り始め使ったところ呼吸が楽になり睡眠時に使用するようになりました。
それでも鼻が通る感覚には程遠かったです。
同時期に「鼻スースー」もよく使っていました。
鼻が通る状態にはなりませんでしたが、清涼感があるので不快感の緩和にはなりました。
スプレー式の鼻洗浄剤も試したことがありましたが、効果が実感できず、費用も高めだったのですぐやめました。
あるとき花粉症になり、病院で処方された点鼻薬を点したところ鼻が通ったことから、その後薬局で市販の鼻炎用点鼻薬を買うようになりました。
点鼻薬を使用すると鼻の奥の粘膜の腫れが引ける様子が自分でも感じられました。
鼻がスースー通って、年に1~2回たまたま発生するあの爽快感が簡単に得られました。初期は1度点鼻すると9時間程度は鼻が通っていました。朝1回、寝る前に1回の使用で生活が快適になり、普通の人はこんなに爽快な生活をしていたのかと感心しました。
鼻づまりがない状態の快適さを覚えてからしばらくすると、点鼻薬を使用しないでこの状態を維持したいと考えるようになりました。
調べたところレーザー治療を行っている耳鼻科が近所にあり、さっそく申し込みました。
鼻の奥の腫れている粘膜をレーザーで焼き固めてしまうという手術です。
においがわからなくなるようなことはないそうで、数年後に状態が元に戻ったら必要に応じてまた施術が必要なものだそうです。
事前の検査通院の後、手術を受けました。
局部麻酔で30分程度、鼻の穴から器具を入れ、鼻の奥の腫れている粘膜部分をレーザーで焼いてもらいました。
麻酔の効きが悪かったのか、術中はずっと強い痛みがありましたが我慢していました。
鼻の粘膜を焼かれた香りがしました。自分が焼かれるにおいを初めて嗅ぎました。
手術後は鼻の奥がかさぶたのようになっていました。ゴワゴワ、ムズムズした違和感がありました。
どうもしばらくは鼻をかんだりしてはいけなかったようなのですが、点鼻薬で鼻の快適さに慣れていたため鼻の奥のかさぶたが非常に不快で鼻をかんだりしているうちにかさぶたが取れてしまったようでした。
その後しばらくは鼻血がよく出る状態で1ヶ月ほどで落ち着きましたが。落ち着いた時には鼻は元通り、放っておけば詰まる状態でした。
おそらくこれは事後の対処がよくなかったのかと思っています。
その後しばらくはまた点鼻薬を使用して過ごしていたのですが、常用しているうちに効き目の持続時間が短くなっていきました。はじめは9時間程度だったものが6時間くらいになってきてさらにだんだんみじかくなり3時間を切り、2時間持たなくなりました。点鼻薬を常用し始めて2年くらいたった頃でした。
鼻呼吸に慣れてしまっていたので鼻が詰まった時の息苦しさや不快感は、点鼻薬を使い始める前よりも強く感じるようになっていました。寝ているときなどは息ができない状態で苦しくて目が覚めました。「ブハァ」と目が覚め、心臓がドキドキしていました。生活の質が著しく低下していました。
さすがにマズイと思いました。
そこでインターネットで調べて鼻炎などの治療で有名な病院へ行きました。
腫れている部分を切除するような手術があるらしく、できればそれを行ってもらいたいと思っていました。
しかし、先生からはまず点鼻薬をやめること。毎日鼻うがいをすること。鼻うがいのあとに処方の薬を鼻に点すこと。を指示されました。
1ヶ月やってだめならその時に手術も視野に考えようとのことでした。
半信半疑のままおすすめされた鼻うがいの道具を購入し帰宅しました。
そのときおすすめされたものは「ハナクリーンS」というものです。
鼻うがいは鼻が痛くなると思い嫌だったのですが、説明書通りに行うと全く痛みもなく鼻がすっきりしました。
処方された点鼻薬はステロイド系のなんだかで、粘膜の炎症を抑えるためのものとのことでした。
鼻うがいはすっきりする感覚がよく、朝晩苦もなく行いました。
数日で鼻での呼吸が問題なくなり1ヶ月後には手術は必要ないとの結論になりました。
治ったのは3年ほど前になりますが、その後は気が向いたときに鼻うがいしている程度です。
いろいろな要因が重なってのことだとは思うのですが、こうもあっさり鼻炎が治るものとは思いませんでした。
いい先生に指導頂けたと思いましたし、もっと早くに鼻うがいを行っていればよかったとも思いました。
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